きゅうりや白瓜のカンタン漬物レシピ!
各地には珍しい種類の漬物も?
瓜の漬物と一口に言っても、瓜の品種や漬け方によって種類はいろいろ。浅漬けや酒粕・醤油を使った簡単レシピ、各地の変わり種もご紹介します。熱々のご飯のお供に、お酒のおつまみに、夏が旬の瓜の漬物を楽しみませんか?
1.代表的な瓜の漬物
夏から秋にかけて旬を迎える瓜は、淡泊な味とポリポリとした食感が特徴。漬物にぴったりの食材として、昔から全国各地で食されてきました。代表的なキュウリや白瓜をはじめ、漬物に使用される瓜の品種は他にもたくさん種類があります。
瓜の奈良漬
白瓜やキュウリは、奈良漬の代表的な食材。塩漬けにした野菜を酒粕に漬け、真っ白なうりをあめ色になるまで何度も付け替えてじっくり味をつけていきます。ウリ科のスイカも古くから奈良漬に使用される食材です。
瓜の浅漬け
淡泊な味と食感が楽しい白瓜やきゅうりの浅漬けは、他の食材よりもあっさりとしていて、食欲が落ちる夏でもパリパリっと手軽に食べられるお漬物です。焼酎や冷酒とも相性抜群。鹿児島県や沖縄県を中心に栽培されている洋ナシのような形のハヤトウリ、主に千葉県で生産されているマクワウリも浅漬けに向いています。
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あっさりとした瓜をぬか漬けにすると、まろやかな仕上がりに。古漬けにするとさらにうま味が増し、お酒のおつまみにもおすすめの一品です。ウリ科のズッキーニやスイカも、白瓜やきゅうりと同様にぬか漬けで楽しむことができます。
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2.瓜のカンタン漬物レシピ
酒粕を使った瓜の漬物
材料
きゅうり | 2本 |
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塩 | 10g |
酒粕(練り粕) | 200g |
砂糖 | 30g |
レシピ
1 | きゅうりを洗い、両端を切り落とす。 |
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2 | 保存袋にきゅうりと塩を入れる。軽く揉んで、冷蔵庫で2日間置く。 |
3 | 保存袋から取り出し、キッチンペーパーできゅうりから抜けた水分をふき取る。 |
4 | 保存袋で酒粕と砂糖を混ぜ合わせる。 |
5 | ④にきゅうりを入れて、しっかりと揉みこむ。 |
6 | 一晩寝かせたら完成。 |
醤油を使った瓜の漬物
材料
白瓜 | 1個 |
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塩 | 50cc |
☆醤油 | 50cc |
☆酒 | 50cc |
☆みりん | 50cc |
☆水 | 50cc |
昆布 | 4~5g |
レシピ
1 | 白瓜の両端を切り落として縦半分に切る。スプーンを使い、中の種を取り出す。 |
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2 | 容器に白瓜と塩を入れて揉みこみ、5分置く。 |
3 | 鍋に☆を入れて火にかけ、ひと煮立ちする。 |
4 | 熱いうちに③を②のボウルに入れ、冷めるまで置く。 |
5 | 熱が冷めたら、保存袋に④と昆布を入れて揉みこむ。 |
6 | 一晩寝かせたら完成。 |
3.種類豊富!瓜を使った各地のお漬物
金婚漬(岩手)
あめ色に漬けた青ウリに、ニンジンや昆布巻きを詰め込んだ岩手県を代表するお漬物。
時が経つほどに美味しくなることから、夫婦になぞらえて「金婚漬」と呼ばれるようになったと言われています。
てっぽう漬け(千葉県)
瓜を鉄砲のように繰り抜き、紫蘇を巻いた唐辛子を火薬のように詰め込むことから、名付けられた「てっぽう漬け」。
昔は冬になると農作物が取れなくなることから、千葉県の成田地域の保存食として作られるようになったと言われています。
※出典:農林水産省Webサイト
(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/
search_menu/menu/urino_teppou_zuke_chiba.html)
ぺっちん瓜の漬物(兵庫県)
畠田商店のある兵庫県西播地区で古くから栽培されてきたぺっちん瓜(別珍瓜)。やわらかい食感と、ほんのりとした甘みが特徴のペッちん瓜の浅漬けは、この地域の夏の風物詩となっています。
当店では、毎年すぐに売り切れてしまうほどの人気者。フルーツのようにさっぱりとした味わいで冷たいハイボールともよく合います。ぜひ一度味わってみてください。
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