野菜別に漬物の栄養素とその効用を紹介
「漬物にどのような効用があるか知りたい」「野菜別の漬物の栄養素を知りたい」「おすすめの野菜漬物を知りたい」
今回の記事では、上述のような思いをお持ちの方に、漬物が持つ栄養素とその効用について、それぞれ野菜別に紹介します。
野菜別の漬物の栄養素と効能
今回紹介する漬物野菜は以下の5点です
・ニンジン
・ダイコン
・ゴボウ
・シイタケ
・キュウリ
ニンジンの漬物の栄養素と効能
ニンジンに含まれているのは、主にβカロテン(ビタミンA)、カリウム、食物繊維などで、βカロテンは、体内に取り入れるとビタミンAに変化し、目や皮膚を健康に保つ働きがあります。
また、カリウムには体内の余計な塩分を輩出する働きがあり、血液の循環を良くする効果が、そして、食物繊維には、便秘の解消や、腸の働きを活性化させてくれる役割があります。
ダイコンの漬物の栄養素と効能
ダイコンには、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維、ジアスターゼなどの栄養素が含まれています。
根の部分に多く含まれているジアスターゼは、胃酸の過剰な分泌を抑える効果があり、胃もたれや二日酔いを緩和してくれるのです。
さらに、葉の部分には、カルシウムや、鉄分などが多く含まれているので夏バテや貧血予防に役立ちます。
ゴボウの漬物の栄養素と効能
ゴボウには、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれています。
ポリフェノールは、体内の毒素を排出する役割を持っており、老化や心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病を予防する効果があるとされています。
さらに、ゴボウの食物繊維は水分を多く吸収してくれるので、便通が良くなり、腸内の環境を整得ることが可能です。
シイタケの栄養素と効能
シイタケには、ビタミンD、レンチニン、エリタデニンが多く含まれています。
ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高め、歯や骨を丈夫にする役割を持っているので、貧血や骨折予防に役立つでしょう。
また、レンチニンはウイルス性の病気に対する免疫力を高めると言われており、エリデタニンは血管のつまりやコレステロールの増加を防ぐ役割を持っています。
キュウリの栄養素と効能
キュウリには、シリカや、カリウムなどの栄養素が多く含まれています。
シリカには、肌や爪、毛髪の成長を促進させる効果があるとされ、カリウムには、利尿作用があるので、夏バテ予防に効果的です。
漬物の栄養素と効能はバリエーション豊富
漬物の栄養素と効能は、野菜によって異なります。
味も食感も千差万別ですので、どのような栄養素があるのか、どのような効能があるのかなどを把握して、日々の食卓に合う漬物を注文してみてはいかがでしょうか。