明石“魚の棚”市場内にある畠田商店の実店舗の住所や電話番号、漬物作りに対する想い、無添加で作る漬物の特徴について

昔気質で揺るぎない気持ち

『ぬかにつける』ことと『ぬかにいれる』ことは全く違います。 販売されているぬか漬けの中には、野菜の表面にただ「ぬか」をつけて売っているものもある。これは非常に残念なことです。漬物は漬け込むものであり、塗り付けるものではありません。効率を重視して、中途半端なものを売りつけるくらいならば世に出さない方がいい。私たちはお客さまのお口に入る食品を取り扱う事業者として、漬物づくりに一切の妥協を許しません。例え“昔気質”と言われても、それがこだわりであり、誇りなのです。

お客様のご希望に可能な限り沿った漬物をつくりたい

『もろみで漬けた奈良漬』というものがあることはご存知ですか？

以前、お得意様からこのようなことを言われました。
「奈良漬のかすのにおいが嫌いで食べられない。かすの匂いのしない奈良漬を売ってくれ。」
このご要望を受けて、すぐに知り合いの材料屋や同業者に連絡。協力者を探し回った結果、お客さまのオーダーに合わせた商品が完成。数々の試行錯誤の結果、取り扱うようになったのがこの「もろみで漬けた奈良漬け」です。

手づくりの漬物でお客さまとの距離を近く保ちたい

当店は、手づくりにこだわる漬物屋。ご提供する漬物はすべて手作りのため、大量生産や大口注文は受けることはできません。しかしながら距離が近い分、お客さまのお声に耳を傾けられる現在のスタイルを守り続けていきたいと強く思っています。おいしい漬物を丁寧につくる。畠田商店はこれからも、少しでもお客さまに喜んでいただけるよう、精進努力を続けてまいります。

森口　和明

皆さまに安心して
召し上がっていただくため、
漬物には防腐剤・化学調味料を
一切使用していません。※

味を一定に保つには、長年培った経験と、惜しみない手間と長年培った職人の経験が必要です。伝統にとらわれず、製法は変えていきますが、味は変化させない。
昔気質ではありますが、揺るぎない気持ちを芯に、畠田商店でしか作れない味を皆様にご提供したいと考えております。

当店は昔ながらの風情を残し、人情味あふれる明石“魚の棚”市場で代々漬物をつくってまいりました。日々、店主自ら店頭に立ち、お客様と触れ合いながら、お客さまの声に耳を傾けより美味しく、より良い漬物づくりのために、昼夜努力を続けています。
日本古来の四季折々の旬の味を大切に、その時季でしか味わうことの出来ないものを皆様にお届けしたいと考えています。販売する漬物は、小さなお子さまからご年配の方まで、すべてのお客さまに安心してお召し上がりいただけるよう、防腐剤・化学調味料を一切使用していません。※

漬物は生き物です。

漬物に抱くイメージといえば、ただ野菜を切って調味料に漬け込むだけのもの。
という方が多いのではないでしょうか？

実は発酵食品である漬物は、奥が深い食べ物

例えば野菜の切り方ひとつで味や食感は、良くも悪くも大きく変化します。また、日々変化する気温や湿度。その中でいつも変わらない味を作り出す為には、1ｇ単位で塩の濃度や量を変えていかなければなりません。いつもの味を当たり前に。簡単そうではありますが、これがなかなか難しい。

“変わって良いもの悪いもの”、この点を見極めて私どもは長年路面店・商店街での商売を続けてまいりました。「明石に、魚の棚に行くことなく、畠田商店の漬物が食べたい」近年、多くのお客さまよりこのようなご要望をいただくようになりました。これを受けて「よりたくさんの方に当店の漬物を召し上がっていただきたい」そういう思いで、この度通信販売を開始することにした次第です。
通信販売だからといって、味やこだわりを変えるつもりはありません。これからも畠田商店は、工夫を凝らしたおいしい漬物を皆さまにご提供し続けます。

※畠田商店オリジナル商品以外の『問屋商品』の一部に関しては、防腐剤・化学調味料を使用しています。詳細は、商品詳細画面をご確認ください。