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たくあんは生の大根より栄養豊富？
食感を楽しむ切り方で毎日の食卓に
ご飯がすすむ漬物の代表格・沢庵（たくあん）は、食物繊維やビタミン、ミネラルなど、健康にも美容にもうれしい成分がたくさん含まれています。
切り方・食べ方を工夫して、栄養たっぷりのたくあんを毎日の食卓に取り入れてみませんか？
1.たくあんに含まれる栄養は？
たくあんは、「新漬たくあん」「干したくあん」「田舎たくあん」の大きく3種類に分けられます。
生の大根を塩漬けしてから本漬けをする「新漬たくあん」は、塩で水分を抜くことで栄養がギュッと凝縮。
大根を干してから漬ける「干したくあん」は、干すことでうま味や栄養価がアップします。
たくあんの栄養は、主に以下の3つ。健康にも美容にもうれしい栄養がたっぷり含まれています。
食物繊維
大根には、便秘予防や整腸効果が期待される食物繊維が多く含まれています。水分を抜いて漬物にすることで、同量の大根を生で食べるよりも食物繊維が摂取しやすくなります。
ビタミン
疲労回復に良いとされる「ビタミンB1」、コラーゲン生成に必要な「ビタミンC」も豊富。加熱調理をしない漬物は、水溶性のビタミンも余すことなく摂取できます。
また、「ビタミンB1」は糖質の代謝を助ける効果があると言われているため、ごはんとたくあんを一緒に食べることで効率良く糖質をエネルギーに変換することができます。
ミネラル
体内の余分なナトリウムの排出を促すカリウムをはじめ、カルシウムやマグネシウムなど体に良いミネラルがたっぷり。一方で、塩分も多く含まれるため食べすぎには注意しましょう。
大根には、でんぷんの消化酵素・ジアスターゼをはじめ、消化を助け腸の働きを整えてくれる酵素も含まれています。生のままでは食べにくいという方も、たくあんなら手軽に栄養補給ができそうですね。
2.たくあんの食感をもっと楽しむ切り方のコツ
何といってもパリポリッとした食感がたくあんの醍醐味。
オーソドックスな輪切りや半月切りも良いけれど、形や厚みなど切り方を工夫することで、さまざまな食感と味わいを楽しむことができますよ。
短冊切り
短冊切りにすることで食べ応え抜群。ボリボリっと、たくあんの食感をしっかりと楽しみたい方におすすめです。
千切り
千切りにするとシャキシャキっと心地よい食感が楽しめ、さらに見た目も美しく仕上がります。
千切りたくあんをお皿に高く盛ってゴマをまぶすと、ちょっとした一品のでき上がり。
和え物や巻き寿司にもおすすめの切り方です。
さいの目切り
コロコロっとした形と、ポリポリとした食感が楽しいダイス型のたくあん。
さいの目切りにしたきゅうりと和えたり、チーズと一緒におにぎりに混ぜ込んだり、アレンジレシピにも大活躍。
畠田商店では、甘口で柔らかい「新漬たくあん」と紀州大根を使ったうす味でさっぱりとした「紀ノ川沢庵」を販売しています。
歯ごたえをしっかり楽しみたい方は分厚く、ソフトな食感を楽しみたい方は薄切りや千切りで、風味と食感をお楽しみください。
