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ぬか漬けがしょっぱい原因と、しょっぱい漬物を美味しく食べるための対処法をご紹介|漬物通販の畠田商店

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ぬか漬けがしょっぱい原因は何?
しょっぱいぬか漬けの対処法もご紹介

美味しいぬか漬けを作るためには酸味と塩味のバランスが重要になってきますが、自分で作る際は酸味と塩味のバランスを調整するのが難しく、時にはしょっぱい味になってしまうこともあるでしょう。
このコラムでは、ぬか漬けがしょっぱい原因としょっぱい漬物を美味しく食べるための対処法などについてご紹介していきます。

ぬか漬けがしょっぱくなる2つの原因

ぬか漬けがしょっぱくなる2つの原因 ぬか漬けがしょっぱくなる主な原因は以下の2つが考えられます。

1.「漬ける時間が長い」
2.「ぬか床が熟成されていない」
もちろん「ぬか床に塩を入れ過ぎ」など他にも原因はありますが、ここでは上記2つの原因に絞ってそれぞれ詳しく解説していきます。

原因①「漬ける時間が長い」

原因①「漬ける時間が長い」 1つ目の原因は「漬ける時間が長い」です。
漬ける時間が長くなるほどしょっぱくなってしまい、このように漬け過ぎた漬物を「古漬け」と呼びます。
ぬか漬けを美味しく仕上げるための漬け時間の目安としては、冷蔵庫で漬ける場合は以下のようになります。

・堅い食材(大根や人参など)→ 1日〜1日半時間程度
・柔らかい食材(きゅうりや白菜、なすなど)→ 12時間程度

ただし、ぬか床の塩分濃度や保管している場所の気温などによっても漬け時間は変わってくるため、ご自身の好みに合うように色々と試しながら調整していきましょう。

原因②「ぬか床が熟成されていない」

原因②「ぬか床が熟成されていない」 2つ目の原因は「ぬか床が熟成されていない」です。
ぬか床が熟成されていない場合は、「捨て漬け」をすることで解決することができます。
捨て漬けではキャベツの芯や外側の葉、大根の葉などを3〜7日程度、ぬか床に漬ける作業を2回(合計2週間程度)行うことによって、食材の水分や栄養分が抜け出してぬか床に補給されます。また、水分や栄養分によって乳酸菌などの微生物が増加してぬか床の発酵が進み、熟成されていきます。
この捨て漬けによってぬか漬け独特の酸味が生み出されていきます。
ぬか床を作って最初の時期は発酵が進んでいないことが理由で塩分濃度が高く、ぬか漬けがしょっぱくなってしまうため、捨て漬けを行う必要があります。

しょっぱくなったぬか漬けは塩抜きで解決!

しょっぱくなったぬか漬けは塩抜きで解決! ここからは古漬けを美味しく食べるための方法についてご紹介していきます。
始めにご紹介する方法は「塩抜き」です。
塩抜きでは約200gの水に3gの塩(約1.5%の塩分濃度)を加えて塩水を作り、この塩水にぬか漬けを15分程度浸すことでちょうどよい塩加減に調整することができます。
また、真水でも塩分を薄めることができますが、真水の場合は食材の旨味も抜け出してしまうため、塩水に浸すことをおすすめします。

塩抜き以外にも?しょっぱくなったぬか漬けは細かく刻んでアレンジ調理!

塩抜き以外にも?しょっぱくなったぬか漬けは細かく刻んでアレンジ調理! 「塩抜き」以外の方法としては、細かく刻んでサラダや炒めものなど色々な料理に加えるのがおすすめです。

・お茶漬け
・おにぎりの具
・サラダ
・炒めもの 等

塩辛いぬか漬けのままだとしょっぱ過ぎて食べることができず、体にも良くないのですが、細かく刻んで料理に加えることで、調味料で味付けする代わりにぬか漬けで味付けをすることができ、なおかつ美味しく食べることができます。

しょっぱくなってしまったぬか漬けも捨てずに美味しくアレンジしましょう!

しょっぱくなってしまったぬか漬けも捨てずに美味しくアレンジしましょう! 今回はぬか漬けがしょっぱい原因と、しょっぱいぬか漬けを美味しく食べるための対処法についてご紹介しました。
最初のうちは仕上がりのバランスを整えるのが困難でしょっぱくなってしまうこともあるかと思いますが、古漬けでも色々なアレンジによって美味しく食べることが可能です。
古漬けができてしまった際はぜひ試してみてください。

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