東京、それも日本橋を中心とした古き良き江戸文化の香り漂う、大根を原料とする漬物「べったら漬け」。べったら漬けは沢庵と並ぶ、大根を原料とした漬物の代名詞です。水あめと米麹を調味液に使う「べったら漬け」は畠田商店でも人気商品の一つとなっています。
漬物の特徴
大根の特徴の一つに、パリパリ・ポリポリとした歯ごたえがあります。この「べったら漬け」も適度な歯ごたえが特徴の一つ。水あめを使っていることもあり、漬物表面に適度なヌメリとテカリがある見た目にもキレイな漬物といえるでしょう。大根の旬は冬、そのためこの「べったら漬け」が店頭に並ぶのも冬季に限られます。
漬物の製法
新鮮でみずみずしい大根の皮を少し厚めに向いたら、軽めに塩漬け。その後、水あめ・砂糖・米麹を使って、本格的に漬け込みを行います。沢庵と「べったら漬け」との最大の違いは、材料となる大根を干すか否か。大根を干して乾燥させる沢庵と違い、この漬物は乾燥させることなく漬け込みをすすめます。
おいしい食べ方
「べったら漬け」を切る際に気を付けていただきたいポイント、それは厚みです。目安として沢庵の約3倍強の厚みに切ってお召し上がりいただくと、大根の本来持つジューシーさと、調味液の風味が調和しておいしくいただくことができます。畠田商店の「べったら漬け」は、あまり甘ったるくなく、米麹のあっさりとした味わいをお楽しみいただけるように工夫しています。このお漬物はあまり日持ちしませんので、お買い上げ後はなるべく早めにお召し上がりください。保存方法と期間は、冷蔵庫で1ヶ月程度となっています。
よく合うお酒
辛口の日本酒との愛称が抜群でしょう。